高松市の北3.5kmに位置する女木島。
女木港に近づくと、「オオテ」と呼ばれる大きな石垣塀が、まるで要塞のようにみえてくる。
高さ4mにもなる石垣群は、季節風から家屋を守るために造られた防風用石垣といわれている。
南北に細長い島の中央には、鬼が住んでいたと伝えられる大洞窟がある。
大正3年に発見された奥行400mもある洞窟は、鷲ケ峰の山頂付近にあり、
ここが桃太郎伝説の鬼ヶ島大洞窟ではないかともいわれている。
山の尾根伝いにはトレッキングコースがあり、そこからの眺望は最高である。
コース沿いには桜並木が続いており毎シーズン女木島の桜として、見事な景観を見せてくれる。